やっと観れた昭和33年の景色
昭和33年を舞台にした『ALWAYS 三丁目の夕日』という映画をやっと観てこれた。
夜9時20分始まりで観客は20人くらいかなぁ?
若い大学生風の5.6人と、何組かの若いカップル。
一組だけ昭和33年を経験したと思われるご夫婦がいた。
最初のシーンから何故なのかジーンと来ました。
きっと懐かしかったんだと思う。
建物のセットは作ったかなぁ~って感じだったけど
道端にある溝の羽目板と雑草が生えてる感じが
ものすごく懐かしくて、あの道端にジーンときたのかも知れない。
昭和33年当時の建物が最近の金沢でも見たことがあるようなものもあった。
私は、とっても田舎で育ったので、商店街とか電車とかは
そんなに懐かしい感じを受けなかったけど
電車なり東京タワーなり、駄菓子屋さんなり
色々と懐かしいと思う箇所は人それぞれ違うんでしょうね。
予想していたより、はるかに面白かった。
お客さんにもあらすじを聞いていたし、いろんなブログの方の記事も読んでて
内容は大体わかってたけど、最後まで引き込まれて観てしまった。
鈴木オートの夫婦、六子ちゃん、宅間先生、一平と淳之介、芥川竜之介、ヒロミ
どの役者さんが出てても、とっても見応えがある。
一平と淳之介のシーンや、六ちゃんのシーン、ヒロミ指輪のシーン
泣けました。
私は色々と記事を読んでたので、ハンカチとテッシュ持参で行った。
一緒に行った娘の分のハンカチとテッシュも用意して行ったのに
娘(中三)は
「なんでそんなに泣くが?」
と来たもんだ。
少しはジーンと来てたでしょうけど、ズルズル泣くまでには至らなかったみたい。
子ども達が映画を観てて泣いたのは、ドラえもんが死にかけた時だけ。(^_^;)
まぁそのうち分かるようになるか・・・・
でも、お客さんの中に「盲導犬クィールの一生」を観ても
泣かなかったという人がいたから、涙腺って言うものは、別物かなぁ?
久々に人に勧められる映画でした。(^_^)
娘の情報では、頭の中の消しこむも泣けるとか。
悲しくて泣くのかなぁ・・・・
三丁目の夕日はほのぼのと泣ける映画だからね~♪
追記
原作の漫画の合い間に昭和33年の相場のコラムが載ってます。
それと、読売新聞から出てる読売家庭版・ヨミーにも
特集で昭和33年のことが色々と載ってたので、日誌にメモしてこう。
郵便料金
昭和 24~26年 26~41年 41~4年 47~51年
手紙 8円 10円 15円 20円
葉書 2円 5円 7円 10円
宅間先生が乗ってたスクーター ラビット(50㏄)
昭和30年頃 58000円 (現在の価値で50万くらい)
鈴木オートの社長が乗ってた 軽三輪
ダイハツ工業 ミゼット 昭和32年8月発売
漫画の話では、あれは中古。
中古車で 4~5000円 新車で 16000円
昭和30年 大卒の給料 9200円
6畳と2畳の台所、ガス、水道、便所がついて
家賃 月5500円 4.5畳で月3000円
昭和33年12月25日
読売新聞の朝刊
(読売家庭版・ヨミーの記事より)
『三丁目の夕日』を観た方からたくさんトラックバックしてもらいましたので
色々と読んでみて下さい。 05/11/07 昭和33年の景色
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