臥薪嘗胆 艱難辛苦
今日もグラチャンバレー=ワールドグランドチャンピォンズカップ
日本 対 タイ 戦がありました。
でも、チラッとアンビリバボーを見たばっかりに、気になって気になって
そっちの方を中心に見てしまいました。
雪印食品の牛肉の偽装を告発した西宮冷蔵の社長と息子の話し。
2001年冷蔵倉庫の会社をやっている西宮冷蔵に雪印食品の社員が来て
貯蔵してあった外国産の牛肉を国産の箱に詰め替え
焼却処分になる牛肉の損失を免れようとしていた。
西宮冷蔵の社員には、伝票の日付を早く偽装させた。
社員は悩んだあげく社長に報告。
社長も雪印食品へ直接連絡して、偽装したものをすべて元に戻すよう頼んでみたが
黙っててくれの一点張り。
悪いことは悪い。
小さい頃からの母親の教えにしたがい、悩んだ末に告発することにした。
それから、雪印食品の色んな商品は売り場から撤収され
倒産することになってしまった。
そして、西宮冷蔵も今まで荷物を預けていた会社が出荷するばかりで
入荷しなくなり、とうとう廃業となってしまう。
借金をかかえ息子と二人。
電気もこない倉庫暮らしが始まった。
ある日、雪印食品の元社員が訪ねて来た。
怒りに来たのかと思ったら
「正しいことをしたのに申し訳ない」
と謝りに来てくれた。
それから、正しいことをしたのに、それが通らないのはおかしい。
頑張って再建してくださいという言葉に奮起。
息子さんと二人、梅田の橋の上で本(出世払いで作ってもらった)を売ったり
募金活動をしたりしていた。
なかなか上手くいかなかったが。そのうちに共感してくれる人たちから
励ましの手紙や寄付が集まるようになった。
人の心って暖かくしてくれる、ありがたいものですよね。
それで、やっと西宮冷蔵は再建することが出来たという話しだった。
日本も捨てたもんじゃないですよね。
最後に社長が
「今でも がしんしょうたんかんなんしんく ですよ」
この不況のおり早々商売は簡単なものじゃないですよね。
それに逆恨みしている人もいるだろうし・・・
でも、とにかく正しいことをしたものが
ちゃんと再建出来て本当に良かった。
社長親子の信念は凄いです。
いっや~いい番組でした。
西宮冷蔵 ウッキペディア
それで、終わってやっと落ち着いてタイ戦を見れました。
3-0のストレートで楽勝でした♪
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