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2010年8月26日 (木)

あの夏、少年はいた

何気なく自分の過去の日誌を見ていたら
『あの夏、少年はいた』の記事を見つけて、思わず読み返した。

9歳の少年が先生に恋心を抱いた日。
それから60年。
偶然にNHKの戦争のドキュメンタリーでその当時の先生を見つけ
短歌や童話を書いていることを知る。
居ても立ってもいられず、昔の恋心を手紙にしたためて投函。
それから82歳の先生と70歳の文通が始まった。
その時の往復書簡を本にしたのが

『あの夏、少年はいた』 川口汐子・岩佐寿弥

またまたアマゾンに注文してしまいました。
スコールNo.4 を読もうと思ってたけど、その前にチラッと読み始めると
やっぱり思ってた通りの素敵な内容の本でした。
私が何気なく観たNHKのドキュメンタリーに見入っていったのと同じように
すっかり二人の世界に入り込んでしまいました。
とっても綺麗な日本語を使う方たちです。
川口汐子さんの実習生当時の教生日記の文章は戦争という背景があって
とっても悲しく、でも少年たちは元気で、そして、先生も生き生きとして
60年前のすっかり忘れていた自分を思い出させてくれるものでした。
岩佐さんの書いた言葉に

「記録というものがどんな意味を持っているのか、恐ろしさをも感じます」

と書かれれてました。
良いことも悪いことも事実を書く記録。

Line59   Line59


教生日記より

警報発令 月は黄色い、風はなまぐさい

駆け戻り、息切れして廊下を歩いていると、広部先生

「走れ、走れ!それでも国民か!」

そんな言葉を聞くと胸が痛くなる。
だれが国民でない人がありませう。


Line59Line59


私は国民として逃げ惑ったことはないです。
戦争という悲しい時期を思うと、読んでいて涙が出ました。
そして、自分の過去も思い出させて、それを人に話したくさせる
不思議な本でもありました。

あの夏・60年目の恋文 2006/9/17 もう4年も経ってる(ё_ё)


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