リアル鬼ごっこ
娘が単行本を買ってきて、あっという間に読んで
こたつの上にポーンと置いたままになってた『リアル鬼ごっこ』
山田悠介という方が書いた本で、最初は自費出版だったそうです。
それが口コミやら書店の告知効果で出版社の目に留まり
20万部売れたと解説に書いてありました。
(累計で100万部売れたそうです。)
確かに文章はまだまだ未熟で何かが深く伝わってくるという感じではないけど
ただストーリーがとっぴで面白くて
眠い目をこすりながら、寝しなの5分10分ついつい読んでしまう
私の眠気に勝てる本でした。(^_^)
三十世紀、ある王国の国王(21歳)は自分と同じ佐藤という姓を持つ人間が
500万人いることが気にくわず
自分以外の佐藤と言う名をもつ者を抹殺しろと命令する。
ゲーム感覚で鬼に捕まったものは葬られる『鬼ごっこ』をしようと決めてしまった。
ルールは夜の11時から1時間。
7日間逃げ切ったものには褒美が出るという。
ちょっとありえない話だけど水曜に放送してたチュトリアルとオリラジの
『ジャンプ逃走中長崎ハウテンボス』っていう番組に似た感じです。
このリアル鬼ごっこから企画されたのかなぁ~なんて思って観てました。
まさにあんな感じが全国で繰り広げられてるっていうストーリーです。
まぁ『佐藤探知機ゴーグル』みたいなものははめてないけどね。(^_^)
主人公は大学3年生の全国1、2位を争う足の速い翼。
主な登場人物は不良友達の洋。
そして翼の妹の愛。
みんな佐藤という苗字というだけで鬼に追いかけられてしまう。
7日間の不条理な戦いの物語です。
本を読むのが嫌いな息子があっと言う間に読んだので
確かに面白いんだと思う。
ホームレス中学生といい、このリアル鬼ごっこといい
息子に本の面白さを教えてくれて、ありがとう~とお礼が言いたいくらいです。
映画になってるというので、配役を勝手に想像してみたら
私の中で翼は小栗旬をイメージしたけど娘は電車男の山田孝之だと言う。
そして洋には『銀色のシーズン』の瑛太がピッタリかなぁと思ったけど
息子は小栗旬はいいとして洋はライフにチラッと出てた
アキラ役の山根和馬が不良でピッタリだと言う。
それぞれ印象が違うもんですね。
ちなみにリアル鬼ごっこの公式サイトを見てみたらあまり知らない俳優さんでした。
本と内容が全然違うようなので少々残念な感じですが
機会があったら観てみたい1本です。
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