大きな数字と小さな数字

お客さんが『大きな数字と小さな数字』と書いた紙を2枚くれました。
何やらカラーコピーをしたら失敗して表も裏も
同じ内容のものになってしまったらしいです。
『コピー』と押してしまったら、もう止まらなかったそうです。
お店に2枚置いていってくれました。(^_^;)
その方は算盤(そろばん)の先生で、生徒に配るつもりだったようで
一より上の位の読み方と下の位の読み方が書いてありました。
ちなみに小学一年生になったお孫さんは
大きな数字の位を覚えて言えるそうです。
えらい！(^_^)//"""""パチパチ　

ということで数字をずら～と並べてみました。

9568 4718 6916 3595 4817 1827 4957 68569
↑　　↑　　↑ 　　↑　　↑　　↑　　 ↑　　↑↑↑↑↑
溝　　穣　　　　 　　　　　京　　兆　　 億　　万千百十一
こう　じょう　じょ　がい　けい　ちょう　おく　まん

溝の上の位は
澗・かん、正・せい、載・さい、極・ごく、恒河沙・こうがしゃ、阿僧祇・あそうぎ
那由他・なゆた、不可思議・ふかしぎ、無量大数・むりょうだいすう
　(禾予(じょ）は禾市(し)という表現もあります)

私のパソコンから下の字を捜し出せませんでした(;^_^A
中国から伝わってきたらしいので日本で使ってない字もあるのかなぁ？
忽という字を広辞苑で調べたら　糸の１０分の１としか出てませんでした。

じょ→禾予　のぎへんに予
がい→土亥　つちへんに亥
阿僧祇の祇(ぎ)は　示氏　しめすへんに氏の方を書いてありました。

これを読むと
九溝五千六百八十四穣　七千百八十六じょ　九千百六十三がい
五千九百五十四京　八千百七十一兆　八千二百七十四億
九千五百七十六万八千五百六十九

( ´ｏ｀)п< <　(ハァ～)疲れた。
1億なんて大したお金じゃないって感じですね。

一より下の位は
一・ワリ　分・ぶ　厘・りん　毛・もう　糸・し　忽・こつ　微・び　繊・せん
沙・しゃ　塵・じん　埃・あい　渺・びょう　漠・ばく　模糊・もこ　
しゅん巡・しゅんじゅん　須臾・しゅゆ　瞬息・しゅんそく　弾指・だんし
刹那・せつな　六徳・ろくとく　虚・きょ　空・くう　清・せい　浄・じょう

しゅん巡のしゅんは　しんにょうに『俊』のつくりを付けたものです。

六徳を六徳に、虚・空・清・浄を虚空・清浄とする書物もあります。
と書いてあるけど、意味がさっはり分かりません。(^_^;)

私、一応はそろばん計算問題は１級です<(￣＾￣)>
暗算はさっぱりです。(>_<)
大昔に使ってたそろばんを今も持ってますが
どうしても電卓が見つからない時くらいしか使いません。
最近は携帯にも電卓が付いてるからね～
と言うことで引っ張り出して、上の数字を入れてみました。
右端に一の位を置いても禾予・じょの位までしか入りません。
とんでもない数字ですね。(^o^)