母の遺産
読売新聞の見開き半ペーシを使って毎週土曜日に連載小説が載ってます。
前回の『優しい大人 桐野夏生』は途中まで読んでリタイヤしてしまいました。
ついつい読み損ねて、切り取って貯めて後でまとめ読みしようと思ったのに
結局、読まずじまいで終わってしまいました。
今年1月16日から始まった『母の遺産 水村美苗』
今度こそ、毎週毎週忘れず読むぞ!\(^O^)/
と意気込んでましたが、結局、これも最初の5回くらい順調に読んだけど
1回貯めるともうだめです。
飛ばして読むのも嫌なので、新聞の小説部分を切って
前回分読んだら読もう、また次の週も前回分読んだら読もう。
それがたまりにたまってなんと第40回になりました。
もう一年経ってしまう勢いです。(^_^;)
この間から『あの夏、少年はいた 川口汐子・岩佐寿弥』から始まって
宮下奈都さんの「スコーレNo.4」
そして映画になるというので読んだ村上春樹さんの『ノルウェイの森』
最近、小説を読みたい脳になってるので、今がチャンスとばかり
ノルウェイの森が終わって、やっとためた切り抜きを読み始めました。
主人公は美津樹。50代前半で翻訳の仕事をしている。
夫は哲夫。仕事でベトナムへ行ってます。女と一緒のようです。
姉の菜津樹はチェロ弾きのお金持ちと結婚している。
そして母 ノリ子
母が亡くなり二人姉妹に3500万ずつ遺産が貰えた。
その母の亡くなるまでの子供のころから結婚するまで
いろんな出来事が書かれてて、とっても面白かったです。
↓挿絵の担当は 山口晃さん。内容にあった良い絵です。
今は女がいると
知ってしまった哲夫ですが
二人が出会ったのはフランス。
美津樹の誕生日に
「ろうそくだけで食事をしよう」
と哲夫。
二人の深い恋の始まりです。
この小説の多分一番甘い幸福な部分です。
と、そこまで読んで、次を読もうと
第20回分の切り抜きを探してみたが見つからず。
あれ? 切り取るの忘れてる。
くぅ(>_<) 悲しい~
そして次の第21回の出だしが
『その晩、哲夫は帰りの郊外電車に間に合うかが
危ぶまれたのに家の門まで送ってくれた』
で始まりました。
がっかり。甘美な部分が終わってました。(^_^;)
今は、母が亡くなって、翻訳の仕事と哲夫と女のメールのチェック方々
10日間の旅行に出てます。
そこで新たな出会いが始まったばかりです。
どんな展開になるのか土曜日が楽しみ~♪
でも、ためて一気に読むほうが小説の中に引き込まれてやっぱり面白いかも。
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