ふるさとの桜みてをり千の風
お店の近くに小さな公園があります。
そこの桜は満開です。
ちょっと色が白っぽいですが、とっても綺麗に咲いてます。
今年は震災で、いつもの春とは雰囲気が違うけれど
桜はいつもとおりに咲いてくれました。
夕方近く、お客さんがとっても図体の大きいカメラを
カウンターに置いて座りました。
何やらお孫さんを撮るために買ったらしいです。
ボタンを押すとぐーーっと大きなレンズがせり出して来ます。
でも、一眼レフじゃないとか。
へぇ~そうなんですか。
と言いつつ、今一よく分かってないんですが
私の中では、立派なカメラの部類です。(^_^;)
とりあえず近くの公園の桜を撮ってきたんだとか。
そんなわけで、私もこじんまりとしたカメラで撮ってくることにしました。
さまざまの事おもひ出す桜かな 松尾芭蕉
読売新聞の『四季』という俳句を紹介するコーナーに出てた句です。
東日本大地震のため中断してたんですが、昨日からまた再開されました。
私が大好きな長谷川櫂さんが紹介しているコーナーです。
2004年の4月1日にこの句で『四季』を始めたらしいです。
その時は、きっと良い思い出を浮かべた方が多かったかも知れません。
でも今年、この句を見ると何やら悲しい思いがわいてきます。
『詩歌は人とともに生きる』
そんな言葉で結ばれてます。
来年の桜の季節はどうなんでしょう。
きっと今年よりは、いいはずです。
ふるさとの桜みてをり千の風
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コメント
いつもと同じ桜なのに、いつもと違って見えると言いましょうか。
すべてのモノにそういうことを感じますよね。
たくさんの人のいろんな気持ちが吹いてますね。
でも、目指すところは一緒でいたいと思います。
投稿: ふくだ | 2011年4月14日 (木) 15時56分
ふくださん(^_^)
桜、綺麗に咲いてますね。
今年、咲く花は供養の花のような気持ちになってしまいますが
まぁとにかく元気でいなくちゃですね。
この頃、いろんなものを作るのに、当たり前だけど
いろんな人の手や町、県が入ってるのがすごくわかりますよね。
本当に日本人みんなで、東北を立て直していかなくちゃね。
投稿: はにはに | 2011年4月15日 (金) 10時13分