ラ・フォル・ジュルネ金沢 天国と地獄

ラ・フォル・ジュルネ金沢　2013も、昨日のクロージングコンサートで
終わってしまいました。
昨日は、音楽堂のコンサートが終わるのは午後７時15分の予定だったので
あまりに早いので、列に並ぶ覚悟を決めてクロージング・コンサートの
チケットを買ってしまいました。
今回、聴いたオーケストラはアンサンブル金沢ばかりだったので
『アラフェス協奏曲』　『カルメン　第1・第2組曲』　
そして、ドビュッシーの『月の光』も聴けました。
と言っても、全然クラッシックには詳しくないんですが
かれこれ12年前のパソコンを触り始めた頃
niftyのメル友募集なるものに出してみたら、沢山返事が来て
その中のメールに、この『月の光』が添付されて届きました。
音楽まで送れるんだとカルチャーショックを受け、パソコンって凄いなぁ～なんて
しみじみ思ってたことがありました。
私は変な形で『月の光』という曲を覚えましたが、多分、色んな形で
思い入れがある方もいるでしょうね。
なかなか定期公演に行くことも出来ませんが
いい音楽を聴けるチャンスを与えていただいて、本当に感謝しています。

６時半からの音楽堂のコンサートは、『天国と地獄』で始まったんですが
私も気分は天国と地獄でした。
天国はもちろん生の演奏を聴けたことです。
地獄は会場に入る前に写真を撮ろうと思ったら
カメラのレンズの蓋が開ききらなくて、壊れてしまったことです。　地獄(>_<)
席に座って直そうと一生懸命やってたら、係りの方に声をかけられて
「席の番号は合ってますか？」と言われ

(￣□￣;)!!　ちがう

間違えて座ってしまってました。(/o＼) 恥ずかし
慌てて席を座りなおして、間もなく演奏が始まったけど
自己嫌悪に陥り、しばらく落ち着いて聴くことができませんでした。
誠に申し訳ございません。
元々の席の持ち主に謝ろうと思ったけど、どの方か分からず・・・・地獄(>_<)
まぁ地獄とはオーバーですが、頭の中は、天国と地獄でした(^_^;)

クロージングコンサートには、すっかり忘れて楽しむことが出来ました。
のだめカンタービレに出てた、司会のジリ・ヴァンソンさんと
指揮者の井上道義さんのかみ合ってるような、合ってないような
おしゃべりを楽しみつつ、太田真佐代さんのギターを聴いて
アンサンブル金沢で『カルメン前奏曲』を観客も拍手で参加して締めくくりました。
太田真佐代さんは金沢出身のギターリスト。
女性らしい繊細な音色で、ドレスもとってもお似合いで素敵な方でした。
本当にやっぱりクロージングコンサートは楽しかったです。

去年はロシアで重厚感のある印象でしたが
今年のフランスとスペインは柔らかさと激しさが入り混じって
聴きやすい印象でした。有名な曲が多かったからかなぁ？(^_^;)
来年はどんなテーマなんでしょね？
また来年もラ・フォル・ジュルネで良い音楽を聴けたら嬉しいです。
って、来年と言わず定期公演でも聴きに行けれれば良いんでしょうけどね。

天国と地獄