鈴木大拙館 えっ
用事があって本多町まで行ったついでに時間があったので
鈴木大拙館に行ってみました。
金沢市出身の大拙は日本の禅文化を海外に広くしらしめた仏教哲学者。
第19回いしかわ景観賞を授賞したとニュースになってたので
一応見てこようと思ったんですが9時半を過ぎてるのに開いてない。
あれ?
ガラスのドアに定休日が
書いてあるけど
今日は月曜じゃないし・・・
と思ってたら中から係りの方が出てこられて
「今日は展示替えでお休みです。」
と言われました。がっかり。
まぁ休みなものはしゃうがない。
ただ歌劇座の駐車場に停めたので
大通りに戻らないといけない。
方向音痴の私でもここを横に行けば近いのに・・・
と思い
「ここから大通りに抜ける道はありますか?」
と聞くと、ここを行けば中村記念美術館に出ると
教えていただきました。
その道を通るとニュースで見かけた池が綺麗に見えました。
良かった~静かな整然とした水の庭が見れて本当に良かった。
そこから裏道を歩くと、こんな道があったのか~って感じです。
綺麗に手入れされてます。
(HPの案内地図を見ると緑の小径のようです)
鈴木大拙 Wikipedia 鈴木大拙館
残念ながら中の展示物は見れませんでしたが
良い散歩が出来ました。(*^_^*)
息子が中学生のときに学校から貰った
金沢市から出してる『大拙の言葉』という本があります。
中学生でも理解できるように書かれてますが
理解出来たような、良く考えると分からなくなったり
やっぱり哲学ですね(^_^;)
第三章 詩と俳句 浅見洋・監修 大熊玄・著よく見れば薺(なずな)花咲く垣根かな 芭蕉
目立たない、ほとんど見逃してしまいそうな野草を発見して
実にひっそりと、全く無心に、人の目にはつこうとも思わない何気なさ。
その謙虚さそのもの、微塵も見せ付けない美しさ。
その気持ちを 『かな』が表現している。
感嘆・賛美・喜び・悲しみ を表す『かな』は日本人には通じる気持ち。
英語で言う 『!』 エクスクラメーションマークに相当するのだろう。
「日本語に通じておらね人々には、おそらく十分に分からぬものかも知れぬ」
と大拙は言う。
ということはいつも日本語を使っている私達も、この詩情が分からなければ
日本語に通じておらぬ人々なのかもしれません。
その後、西洋の詩人 テニスンの詩と比べてます。
結構面白い本です。簡単に噛み砕いて書いてあるから
分かりやすくて面白いんでしょうね。
話は戻りますが、展示物ってなんだったろう思ってしまいますが
また機会がありましたら、中か水鏡の庭を見てみたいです。
| 固定リンク
コメント
こんにちわ 私も先般お邪魔しましたが、時間が遅くなり、閉館されていました。ここへは中村記念館の駐車場に止めています。お茶もできますし、ゆっくりと哲学の道を楽しみました。大好きな場所です。
投稿: ひで | 2013年7月24日 (水) 11時13分
ひでさん(^o^)丿
鈴木大拙館へは何度か行かれてますか?
とっても落ち着いた素敵な場所ですよね。
水が本当に綺麗でした。
きっと日によって色んな表情を出す庭なんでしょうね。
そして中村美術館に通じるあの小道は、1人歩くのには贅沢な道でした。
繋がってて、へーって感じでした。大発見です。(^o^)
あそこから県立美術館の裏の小径に繋がってるんのかな?
いつか時間のあるときにでも歩いてみますね。
投稿: はにはに | 2013年7月24日 (水) 19時11分
鈴木大拙館ができた時思ったものです。「・・・誰っ?」と。
失礼な話、最近話題の八田技師にしても、映画になって初めて知ったほどです。
きっと自分が知らないだけで、知る人ぞ知る県内の偉人っていっぱいいるんでしょうねぇ。
池の映像はニュースでよく見ますので、うらやましい~。
暑いからこの季節水辺は10倍増し!(笑)
良い道を知れましたね(^-^)
投稿: ふくだ | 2013年7月25日 (木) 14時28分
ふくださん(^o^)丿
そうなんですよね~誰?って感じですよね。
私も鈴木大拙館のニュースを聞いて、へぇ~って感じでした。
そして何やらどこかで見たような名前だなぁと思ったら
息子が中学の時に貰ってきて、ほっつけてあった本でした。
『大拙の言葉』って、これか~と納得。
私も全然知らない人だったんですが、ちらっと読んで
面白いから、後で読もうと思って取っておいたんですよね。
長谷川等伯とか八田與一?
金沢ふるさと偉人館へ行ってこないといけないですね。
八田與一の映画って『パッテンライ!! 南の島の水ものがたり』っていう
アニメの映画ですか?
レンタルで借りて是非見てみないとね。
投稿: はにはに | 2013年7月26日 (金) 18時18分