区葬儀申し合わせ
ずっと留守にしている実家。
「色んなものが部屋に置いたままになっていて・・・・」
と相談すると、近所の方や区の関係者で手伝うと言われ
とにかく家に入れないので、鍵を開けに来てくれとのこと。
私は父の亡骸を弟に任せて、50分くらい掛かる実家に向いました。
午後3時頃、実家に着くと、近所の方やら20人くらい
実家の近くで待っていてくれて
鍵を開けると家に一斉に入って、茶の間に置いてあった卓袱台や
奥の部屋のベット、積んであった布団やありとあらゆるものを綺麗さっぱり
下の座敷から、縁側や漬物部屋、2階の空き部屋に移動させて
入らないものは、向かいのお宅の駐車場にまで持って行って
あっという間に片付けて、私が2階から下に降りて来たときには
もう仏壇の磨きものをしてました。
部屋のふすまを外して広々となり
こんなに物がないのは、自宅で報恩講のお参りをして
ご膳を用意した時以来です。
もう何年前になるんでしょうか。
とっても懐かしい感覚でした。
沢山の人が入って、部屋中を掃く人、拭くひと。
とっても暑い日だったので、隣の酒屋さんに頼んで
お茶と紙コップを用意して貰い、皆さんに飲んでもらうのが精一杯。
お茶を配りながらお礼を言って、5時には完璧に用意出来てました。
父が家に戻って来れたのが午後6時。
それから区の葬儀の申し合わせという決まりごとにしたがって
葬儀社が入ることなく、区の役員の方に色々と段取りを付けてもらい
ご近所の方やらが3日間の家族や親戚のご飯の算段をしてもらい
あれよあれよと仮通夜。本通夜。葬儀。中陰と終わっていきました。
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コメント
ありがたいですね、ご近所の方々。
家族はこういう時、気は張ってるけどぼんやりしていて、アタマが回らないですから。
区葬儀って初めて聞きました。葬儀社が入らなくても段取りできるってのは、よっぽどシッカリ、いろいろなことが決められていて、引き継がれているんだな、と。
投稿: ふくだ | 2014年10月 6日 (月) 14時03分
うちの地元は葬儀の段取りは巻親類(まきしんるい)という親戚筋(遠い近い有り)が集まりその中で亭主役(葬儀委員長)を選出して亭主役を中心に葬儀全般を進めます 葬儀を執り行うのは大変ですよね それに結婚式と違ってお悔みで集まっているのでなかなか・・・
投稿: やきにく | 2014年10月 6日 (月) 19時57分
ふくださん(^o^)丿
どこも昔はそんな感じで葬儀が執り行われてようですが
今は葬儀社もできて、自宅ですることもなくなって
近所へまかないの手伝いに行くことはなくなりましたよね。
白峰という地域ならではの、昔ながらの助け合い精神ですね。
投稿: はにはに | 2014年10月 6日 (月) 23時14分
やきにくさん(^o^)丿
巻親類とか亭主役とか、こちらでは聞かない言葉です。
金沢の葬儀は、葬儀社が大体の段取りを決めてくれて
後は焼香順とかお花やお供物の籠とか、香典の管理とか・・・
大抵は慣れないことばかりなので、短い時間に
決めて執り行うので大変ですよね。
投稿: はにはに | 2014年10月 6日 (月) 23時21分