持ちつ持たれつ
白峰区として、祭壇のセットが3種類あり、どれにするか決めると
門徒の寺にセットしてくれます。
費用もびっくりするほど安いです。
色々な必要な物も安いです。
葬儀社に頼むと一桁違ってくるんでしょうね。
区としては、儲けを出す必要がないからでしょう。
後は、ほぼ近所の方々や区の役員のボランティアに支えられてます。
今回の父の葬儀を出して、皆で助け合って生きているということが
とってもよく分かりました。
父が施設にいる時から、村内で亡くなった方が新聞に出ると
私の休みの日に香典を持って行ったりしてました。
そうやって持ちつ持たれつの精神で何年も暮らしてきたんでしょうね。
香典返しや色んな必要なものは、村の中の商店を均等に使い
葬儀の間は全部ツケで買ってきます。
もちろん家族は、葬儀に参列しているため
近所の方々が必要なものを買って、朝昼晩の食事の用意をしてくれます。
本当にそれがまた最高に美味しいんです。
もちろん精進料理なんですが、いやぁ~何を食べても上手に作ってあるのには
親戚中で感激してました。
ちょっと必要だったものをメモしておきます。
重箱 お米?入れてお坊さんに頼みに行く時に必要
お坊さん用の蓋についた湯のみ茶碗
湯のみ・ご飯茶碗・おわん・お皿 家族・親戚食事用
蔵から座布団 お坊さん用 3枚
開きの箪笥にお客さん用 座布団 20枚
通夜は色紋付に黒帯。
葬儀は黒紋付。
最後の中陰は、総勢50人。
家族が半分と、後の半分は、今までずっと手伝ってくれてた区の役員やら
まかないを作ってくれてた近所の方々です。
もちろん、それもお寺でします。
中陰のお弁当を食べようと開いたら、ずっと世話をしてくれた方が
私の近くに来て
「中陰は、家族が接待する番やし」
と教えてくれました。
お~知らなかった~教えてもらって本当に良かったです。
慌てて立ち上がって、一人一人にお酌をして
お礼やら世間話やらして、一回りしたらお開きの時間となってしまいました。
そこで無事終了と相成りました。
沢山の方々にお世話になり、無事終えることが出来ました。
本当にありがとうございました。
そして次の日は、色んなところのツケの支払い
食事のお手伝いをして下さった方々へのお礼で
村中をぐるり一回り。
後は49日まで、お店が終わってからの土曜日ごとのお経様参り。
片道1時間20分。
で、9月1日。
父の49日の前に、マスターが救急車で運ばれて入院となり
そこからがまた大変でした。
そうそう書き忘れましたが、葬儀の香典帳やら色んな資料は
ぜ~んぶエクセルのデータにして渡してくれました。
素晴らしい~ (^_^)//"""""パチパチ
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コメント
あ~、いいですね~。
ホント、ご近所の方々って頼りになる。
やっぱり現代の町中では、ここまでのご近所付き合いって今は難しい。若い世帯も多いし。
お重にお米を入れて、お坊さんに頼みに行く時に持って行くのは興味深いです。初めて聞きました。
香典帳がエクセルのデータかぁ~、時代の流れだわ~(笑)。
投稿: ふくだ | 2014年10月 7日 (火) 10時10分
ふくださん(^o^)丿
町の中では、なかなか近所の方もどんな方が住んでるのか
分からないことが多いですよね。
それはそれで楽な面もあるんですけどね。
お重にお米を入れて頼みに行くのは、私も初めて聞いたんですが
ちょっと調べてみたら、浄土真宗では、お米を持って頼みに行くようです。
昔は、お米が香典の代わりだった時もあったようですが・・・・
その重箱が家に見当たらなくて、近所に借りたしだいです。
ホントお世話になりました。
エクセルがまた上手に作られてるんですよね。
香典帳なんかもソートになってて、いやぁ便利です。
前にどこかのお通夜に行った時、受付の後ろで
パソコンを持ってききて、入力してる人を見たことがありますが
今は、そんな感じなんでしょうね。(^_^;)
投稿: はにはに | 2014年10月 8日 (水) 22時10分