等伯 -反骨の画聖- 能登演劇堂
10月14日から『いしかわ百万石文化祭2023』が始まった。
安部龍太郎さんの等伯を読んでから、この演劇があることを知って
10月20日の初日『等伯 -反骨の画聖-』を見に行って来た。
能登演劇堂は初めて。と言うよりお芝居を見に行くのは初めてに近い感じ。
等伯の生涯は安部龍太郎さんの小説の通りだと思い込んでるので
どんな感じになるのかなぁと楽しみにしてた。
無名塾+市民 出演 演出は仲代達也さん。
台本 岡山矢さん。安部さんの『等伯』とはちょっと内容が違っていた。
ただ30代に等伯が七尾から京都に向かうシーンとか
大徳寺の三門で有名になった等伯に『仙道御所』を頼まれて喜んでいたのに
狩野永徳に邪魔をされ中止になってやけになっているとか
大徳寺の三門 が原因で千利休が切腹、打ち首になったとか
大体の内容は分かっているので、お芝居の意味は分かった。
でも小説とか読んでない人とかは意味が分かるのかなぁなんて
思いながら見てた。
まぁ最後に仕上げた『松林図屏風』
何かを感じだ等伯が一心に描いたのは間違いないと思う。
お芝居の最初の方で七尾から京都に向かう時に後ろの扉が開いた。
リアルな雨の日。
少し離れたところに、ほったて小屋のお店が2軒。
それはそれは素敵な旅の始まりのシーンだった。
素敵な劇場です。
能登演劇堂へ行く前に七尾美術館へ行って
『能登畠山氏とゆかりの文化』の展示も観てきた。
等伯の30代の頃の作品も展示されていた。
『松林図』の複製の屏風もあった。
長谷川又四郎 信春=等伯という人がいたのかぁ~
と少し安土桃山時代にタイムスリップ。
出演者は
長谷川又四郎 信春 (等伯) 絵仏師 奥村家から養子に入る
長谷川静子 妻
長谷川清子 後妻
長谷川久蔵 子
古渓宗陳 僧侶 千利休の禅の師 朝倉家出身
千利休 宗易 茶人
日通和尚 (違うかも)
長谷川等伯の弟子 または 子供たち?
名前を言った出演者
狩野永徳
前田玄以 京都所司代 信春に恩を感じている
織田信長?
豊臣秀吉
石田三成
こんな感じかな(^_^;)
PS.七尾美術館から能登演劇堂まで20分?のんびりしてたら開園10分前に着いた。
方向音痴はつらい。間に合わないかと思って焦った。
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